売ろう!という気合いだけでは空まわり。POPは素直な想いを伝えていこう。


先日なんとなーく入ったお店が「猛烈に買って欲しい!!」という今どき珍しいくらいの、すごい切な気持ちを感じる売り込み感満載のお店でした(笑)

POPって売上を上げるツールだけど、その結果を出すためには、「前提にある想い」がとっても大事だと思っています。(あ、冒頭の想いとは違います)

ある時、机いっぱいにPOPのサンプルが広がりすぎて、思わず写真を撮ってしまったよね…。

この写真は、商売繁盛セミナーで販促講座をお願いしているまっす〜こと増澤美沙緒さんのセミナー中のサンプル。

POPの中には実際にまっす〜がお取引先さんの売り場で作った経験をもとに作られたものもあるし、こんなお店なら、こんな場面なら、こんなお店の店主なら、私がお客さんだったら…いろんな想像の中で「お店の中でのお客さんとお店にいる方を想いでつないでいくカタチ」が表現されています。

楽しさいっぱい、愛情いっぱいで「伝える思い」は売り上げにつながる

POPは「売り込みツール」ではなく、お客さんへ「思いを伝えていくツール」です。

前者と後者では同じ販促でも「選ぶ言葉」がそもそも違う。

売り込みを主体としている人が選ぶ言葉は「一押し!」「買わなきゃ損」「今だからおトク」「限定」「セール」「お買い得」「●●だから〜」「●●フェア開催中」…とまあお店のPOPもこんな感じにプッシュしてます。

お客さんに「安くてお値打ちなモノをとにかく出したい」「どこよりも最安値!」「自分都合でハンドル握ってお客さんを誘導したい」そういう気持ちでやるならいいんじゃないかな…。いろんな体力必要だけど…。

ただ体力も資金もない小さなお店でこれをしたら…えぇ大変ですね。掘り出し物探しに来るか、掘り出すのが商品くらいならいいですけど、打ち出の小槌をもっとフレフレ状態で、もっと割り引いてーっていうお客さましか来なくなります。

でも当人は、その状況が当たり前なので、これが生み出す事実に気がつかないでいることが多いです。

そうそう、何年か前に、なにかの実験かというくらい数年間セールという大きな紙ずっと貼りっぱなしだった店主さんがいました。言葉のチカラは、すごいんですよ。「来るお客さんがね。みんないじわるするの。もっと安くしてって!うちは全部安くしまくっているのに…」とおっしゃっていました。セールという呪縛ですね。

かといって、怖がって何もやらないと…わかるのは陳列された何に使うかイメージできない商品スペックと価格だけに納まるという…悲劇(汗)大半はこんな状態になるのが当たり前になりつつある昨今ですが…冷静にドライな目で見てみるとお店への愛情や想いって中から外へと伝えないと伝わらないんだなと思います。

価格のみ羅列の参考例…。他人の売り場はよくも悪くも何がいけないのかわかるんです。何がお得なのかすらもう価値基準がわからない…。

すごいでしょ。

その想い伝えましょ。

「思いを伝えていくツール」としてきちんと活用されていれば、来店されたお客さまの反応も会話も(結果的に売り上げもね)変わっていきます。

そのためには、自分のトクじゃなくてお客さまのトクを考えて自分の生活やフィルタ通した商品、サービスへの想いを素直に伝えてみる。

「えーこんなの知らなかった!」「へぇびっくり!!」「ご存知ですか?」「私も●●生活はじめてます」「毎日手放せませーん」…。伝える言葉が変わっていくんですよね。

伝えるのが楽しくなるとお店が想いでいっぱいに彩られていく、お店の雰囲気も明るくなる、結果売り上げも花咲くっていう循環になっていきます。

そんな伝え方を実践して行ったら、月の売り上げが2倍になっちゃったなんてこともありましたね。

人の売り場は、よくも悪くもよく見えるけど、売り場を冷静にみつつ、大切なお客さんが喜んでくれるように選んだその商品、サービスに込めたその想い…客観的にみて伝わっていますか?

ということで、3/12POP講座開催します。3月は忙しいお店も多いので少人数で色々ききながらできるのは今がチャンス。春から売り場をしっかり変えていきたい!気合の入った方はどうぞ♪(現在4名ほどです)