今週は東京エクスマセミナーへと出かけました。今回のセミナーで感じたことは流れ時代の中で(激流過ぎるけど…)、自分の軸をしっかりと持つということ。
その基礎となる考え方や本質の捉え方のヒントが、藤村先生の講演と、ゲスト講師のエピソードの中にグッと詰まっていのだなと時間をおいてそんな風に思いました。
ずっとThe Beatlesはマスだと思ってた…。
オープニングはThe Beatlesの「help」からでした。
私の印象はThe Beatlesはずーっとマスだと思ってました。小中学校の時音楽の教科書に楽曲も入っていたし耳馴染みのある曲の数々。
知らない人はいない。
でも、藤村先生のお話の中で解散に至るまでの経緯とかメンバーの選択を聞いて「みんなに愛されることを望んだポールマッカートニー」「音楽で本当に伝えたいのは愛だと想いを貫いたジョンレノン」どっちが良いとかどっちが悪いではなく、価値観の選択の中で生まれた生き方がとても印象深く…。
あなたは何を天命として、どんな価値観を選択し、どう生きていきますか?
そんなことを問いかけられているような不思議な時間でした。
自分らしい伝え方の居場所がyoutube…SNSの立ち位置とエクスマの基礎を再確認
「SNS上の立ち位置は学生時代のクラスの立ち位置」に似ているby壁下陽一。
自分らしさとか自分はどうしたら良いのだろう?そんな葛藤が優しい語りとクスッと笑えるエピソードが忘れられない工具屋てっちゃんの講演。
ブログが主流だった頃、自身の扱う工具は画像だけではなかなか伝わらない、そんなとき出会うのが動画だった。
最初は人も出ずにキシキシとただ手を動かすだけの動画からスタート。でも動画を一度はしたことがある人はわかるはず…最初はビックリするくらいなかなか声も出ないし、自分すら登場するのもキンチョーします…( ̄∀ ̄)えへへ。
そこを乗り越えて「わかりやすさ」「楽しさ」を追求して行く姿にただただ頷きっぱなしでした…(苦笑)
自分や自分の周りにある商品サービスにあった伝え方をとことん考えてそこに真摯に向き合う、逃げない。何よりめちゃくちゃ楽しむ姿が素敵でした。
SNSの種類もいろいろ増えてきたしそれぞれ輝くステージっていろんなところに増えてきていると改めて実感。共感価値が伝わってそこで生まれる輪がふえることをもっともっと楽しみたいなと思いました。
はぁー工具愛ハンパない動画も笑ったけど、娘さんとのつれない関係性をネタにするあたりが、なんだか人間らしくて素敵♡って思っちゃいました(笑)
大切なことを忘れてしまった人たちに「伝える魔法」を再び思い起こさせる
50歳まで勤めていたアパレル大手ワールドを退職し、VMD(ディスプレイって言った方がわかりやすいのかな)専門の会社を立ち上げた藤井さんことマット。
村上春樹の特に初期三部作が大好き。そこからのビジネスの気づきを教えていただきました。(10代の頃読んだ時は、大人世界に憧れを抱いた記憶がありますが、あー30中盤過ぎてまた読み返すと全然違う共感めいたものが生まれるのかな…ともう一度本を手に取りたくなりました)
そんなことはさておき、村上春樹の比喩表現からの一節もですが、マット劇場は最後まで朗読と…夢心地のようにすぎて行きました(笑)
終わってみて思ったのは、
「人をワクワクドキドキさせる喜びをいつから忘れてしまったんだろうか」ということ。
クリスマスはそういった意味ではわかりやすいですよね。VMDの世界では年々気がつけば、売れる導線、売れる置き方、売れる…を効率よくローコストにいつしか魅せる魔法はなくなり、そこに残ったのは伝え手の主体となった催事祭礼の見せ方だった…。
商いは身近にあるエンターテイメントショーである。魅せる魔法ってそんなこと。いつか大切な人生の先輩が教えてくれたそんな言葉を思い出しました。
教養とは自由になる術を身につけること
まだまだ知らないことはいっぱいだなぁって思った時間でした。
大人になればなるほど興味関心の領域は狭くなって行く。そんな危機感を感じながらいつまでもヤンチャでかっこいい師匠を見ながら思うわけです。
それじゃつまんない。
つまんない大人にならないように、もっともっと小さな興味関心を広げて行くこと。これに尽きるなぁって^ ^
目の前に広がる幸せを1つ1つかみしめながら、24時間仕事24時間遊びで行こうと改めて決意しました。
と幕を閉じた今回のエクスマセミナーの感想でした(´∀`)はぁー楽しすぎた。
勉強ばっかりしている場合じゃないね。
人間活動ちゃんとしないとね♡
そんな大切なことを想う時間でした。
はぁー幸せでございました。